コミュ障あるある~ネトゲでも「ぼっち」~
コミュ障あるあるに
「ネトゲでも『ぼっち』」
というのがあります。
たとえば、RPGで入室したら、他のメンバーに話しかけられずに固まったりとか、誰かから
声をかけられるまで固まっていたりします。
実際に声をかけられても、なんと言って返事をしていいのか、うろたえてしまったり・・・
そういったやりとりが面倒で、「ソロ設定」で遊ぶ人がいます。
現実世界でコミュ障の人が、ネットの仮想空間でいきなり社交的になる訳がないので、当然と言えば当然ですが。
*中には「ネット弁慶」の人もいますが、主に誹謗中傷の方にエネルギーが向けられるようです。
コミュ障の人が恐れているもの
コミュ障の人が恐れているのは、
「どうやって話しかければいいのか、分からない」
「話しかけて無視されたら、どうしよう?」
「話が盛り上がらなかったら、どうしよう?」
という、「考えても仕方がないこと」のオンパレードです。
コミュ障でない人は気楽に声をかけますし、もし無視されても話が盛り上がらなくても大して気にしません。
「そういうこともあるよね」「そういう人もいるよね」「そういう場合もあるよね」
で済ませて流してしまいます。
ところが、コミュ障の人は「会話が盛り上がらないのは全て自分の責任」のように考えてしまいます。
そのため、気楽に声をかけられず、練りに練った発言をしようとします。
しかし、練りに練った発言は、受け取る方からしたら「重くてうっとうしい」に尽きます。
重くてうっとうしい発言は広がりを見せず、結局「盛り上がらなくて白けて終わる」という最悪の結果になります。
「ネトゲでぼっち」を回避する方法
したがって、あなたが「ネトゲでもぼっち」を回避するためには、
1. 他人に気楽に声をかける
2. 話が弾まなくても気にしない
3. 肯定的な話にするようにする
4. 発言が重くならないように注意する
を、心がけるようにすれば良いでしょう。
そして、そのようになるためには、自分で自分を好きになることです。
コミュ障の人は、親に十分に受け入れてもらった記憶がありません。
子どもが何を話しかけても
「うるさいな!」
「お母さん/お父さんは忙しいの!」
「お母さん/お父さんは疲れているの!」
「早く勉強しなさい!」
という、虚しい言葉しか返ってきません。
「ネトゲでもぼっち」の人が本当に恐れているのは、子どもの頃のこのような親との虚しいやりとりを再現することです。
子どもの頃に感じたあの絶望感をふたたび味わいたくなくて、気軽に人に話しかけることができなくなってしまうのです。
カウンセリングと心理療法で、子どもの頃に感じた絶望感を癒します。
すると、「人から拒絶されること」を必要以上に恐れなくなります。
もし相手から期待した反応が得られなくても、そのことで一々自分を責めなくなります。
また、気楽な発言ができるようになると、会話も自然と広がりを見せるようになります。
ソロでぼちぼち遊ぶのも楽しいですが、知らない人とやりとりしながら遊ぶのも、また違った楽しみ方があるかもしれません。
コミュ障を治せば、ネットの仮想空間で知らない人とやりとりするのが楽しくなりますよ。
「ソロ設定で遊ぶのに、いい加減飽きました・・・」
そんなあなたはぜひカウンセリングをご検討くださいね。
0コメント